前回の話しの続き。
さて、バイクは何を買おうか、調べ始めたら驚いたことが多々あった。
まずバイクの車両価格が高いということ。
CB-1の後継機であろうCB400SFの販売価格は884,400円・・・

何かの間違えか?CB-1の販売価格は646000円、CBX400Fの販売価格は480,000円だぞ?
2ストローク車、キャブレター車が絶滅 排ガス規制
そして2ストローク車、キャブレター車が絶滅したこと。
車やバイクの燃料噴射装置がキャブレターからインジェクター(インジェクション)に代わっていってるのは、薄々知っていたがまさか2ストローク車、キャブレター車が絶滅していたとは知らんかった。そういえば、街中で白煙あげて走っているばいくを見かけなくなったはずだ。
峠道や公道に立ち込めるカストロールオイルの甘い匂い、ペンゾイルオイルの白煙。 ホンダNSR250、ヤマハの RZ250、350、スズキのRG250Γ、カワサキKR250、などに代表されるピーキーなエンジン特性。(じゃじゃ馬^^)
エンジンを「ピーキー」と表現する場合、エンジン本来のトルクが発生する回転域が狭いことを指す。具体的には、高回転域では大きなトルクが発生し、低中回転域では細々としたトルクしか発生しないということである。反対に、あらゆる回転域において安定した大きさのトルクが発生することをフラットという。
2ストロークエンジンが基本的にピーキーであるのに対し、4ストロークエンジンはフラットな特性を有していることが多い。(Wikipedia)
キャブレター車は寒い日の朝はチョークを引かないとエンジンもかからんかった。
何故車両価格が高騰し、2ストローク車、キャブレター車が絶滅したか調べてみた。
原因は年を追うごとに厳しくなっていく排ガス規制によるものだった。
1998年排出ガス規制
2ストローク車に厳しい規制でコレにより2ストローク車はその姿を消していった。
2006年排出ガス規制
98年の排ガス規制と較べ80%減という厳しい規制値。測定方法も暖気モードから冷機モードに変更された。
コレにより空冷式4ストローク車も製造が難しくなった。
2016年排出ガス規制
2012年の排出ガス規制値より50%減。(2012年規制は2016規制より少し規制がゆるんでいた)
また、OBD(車載式故障診断装置)が義務化された。この規制によりまた多くのバイクの製造が出来なくなった。
2020年排出ガス規制
2016規制より更に厳しい値となり、OBDも更に検知項目が加わった。
適応時期
新型車:2020年末より
継続車:2022年末より
原付一種:2025年末より
バイクの新車車両価格が高く成ったのはこれらの規制に通すためにはFI化や三元触媒装着せざるを得なかったため。
(FI化でコストが上がりさらに排ガスを浄化する触媒、三元触媒はレアアースを使用するため非常にコストが上がる)
原付一種は2020年排出ガス規制をクリアするには小排気量ゆえ、技術的にもむずかしく、コスト的にも負担がかかり、できたとしても販売価格が大幅に上がり売れなくなる事が予測されるため各メーカーは2025年をもって原付一種の製造をやめる可能性が高い。親しまれてきた「原チャリ」がなくなるかもしれん。
そこで国内バイクメーカーが所属する日本自動車工業会や、全国オートバイ協同組合連合会などの業界団体が、新たな提案を行った。従来の「排気量」で区分されていた枠組みを「最高出力」に変更し、現行125ccクラスの出力を下げて「50ccクラス扱い」とする案が検討され始めた。
普通自動車免許や原チャリ免許で125ccクラスが運転できる日がやってくるかも。
さて、バイク選びだが(相変わらずホンダのバイクに目がいく^^)経済的に余裕がないので、初期投資や維持費を考えると車検の無い250ccクラスにしようかと思う。しかし250ccクラスも車両価格が高い。
CB250Rの車両価格は564,300円

VTR250は598,320円

新車が高いなら中古車でも良いかなと思い今度は中古車を、探し始める。
バイクのカテゴリー
さて、中古バイクを探していたところ、バイクのカテゴリーについて知ることになった。
わしのバイクに乗ってた頃はバイクのカテゴリー分けは、オンロードの中の「ヨーロピアン」、「アメリカン」、「デュアルパーパス」、オフロードの中の「ダート」、「モトクロス」くらいの分け方しかなかったような(わしが知らなかっただけかもしれんけど^^)
今調べると
【オンロード】
・ネイキッド
カウルを装備していないオートバイのことを指す。「裸」の意味を持つ英単語”naked”に由来。わしのバイクにのってた時代のバイクはほぼ「ネイキッド」になるが当時はネイキッドという言葉もなかった。1980年代レーサーレプリカブームが起こり、エアロカウルを装置したバイクが増え、カウル付きモデルからカウルを外しただけの派生車が現れた。カウルで覆われていないエンジンの機能美や無骨な外観をデザインとして前面に出し常用域に重点を置いた出力特性に設定されたエンジンを搭載したバイクを各メーカーが製造し、それらを区別するため「ネイキッド」という言葉がうまれた。
代表的なバイクはわしも乗っていた

・スクランブラー
(デュアルパーパス)
オンロードのバイクをオフロードも走れるようにカスタムされたバイクのこと。1960年代ごろは、オフロード車というものはなかった。
オンロード車で未舗装道路を走るため、ブロックタイヤ装着や、マフラーの位置を高くしたのが始まり。そのバイクでのレースのことを「スクランブルレース」と呼ばれ、横一線に並び一斉にスタートをするさまを「スクランブル(緊急発進)」という事から由来しているのだとか。
代表的なバイクは

(厳密にはtwもftrもスクランブラー風だそうな、後述のトラッカーに分類されることもある)
・カフェレーサー
レーサーなどなかった時代(1960年代)より速く公道を走ることを目的としたカスタムスタイルバイクのこと。具体的には、ハンドルバーには低くて幅が狭い、セパレートハンドルやコンチネンタルハンドル、バックステップ、車体前方へと伸びたシート、小さく細長くなった燃料タンクが特徴。代表的なバイクは

・クラシック
前述のカフェレーサーとほぼ同じかな
・ネオレトロ(ネオクラッシック)
クラシカル、レトロなスタイルを持ちながらも、最新技術も投入されたバイク。
代表的なバイクはYAMAHA XSR900

・トラッカー
元々は1900年代にアメリカでボードトラックレースと呼ばれる周回レースから由来していて、特徴は車体右側の低い位置にサイレンサーをマウント、ハイマウントで少しライダー側に寄っているトラッカーハンドル、薄平べったい独特の形をしているトラッカーシートなど。
代表的なバイクは

・スーパースポーツ
フルカウルタイプのオートバイで、サーキット走行を考えられたバイク。シート高が高いくハンドル位置が低い、車格が比較的コンパクトで軽量化されている、荷物の積載度外視、タンデムシートが小さい。
代表的なバイクは

・ツアラー
フルカウルタイプのオートバイで、スクリーンやハンドル位置が高い、シート高が低い、タンデムシートが広い、ステップ位置が低く前方寄りなど比較的乗りやすいツーリング向きなライディングポジションのバイク。
代表的なバイクは

・クルーザー
車体を長く低くした“ロー&ロング”なスタイルを持ち、起伏が少なく直線が長い道路を巡航することに重点を置いた車体構造を持つ。足を置くステップの位置が、着座位置よりも大きく前方に配置された特徴的なライディングポジションを持つ。
代表的なバイクは
HARLEY-DAVIDSON SOFTAIL STANDARD

・アメリカン
クルーザーと同義
【オフロードモデル】
・モトクロス(モトクロッサー)
未舗装の周回コースで速さを競うレース用のバイク。保安部品が装着してない、公道での走行を許可されていない競技専用車両。
・トレール
公道を走行することができるオフロードバイク
代表的なバイクは

・エンデューロ
モトクロスが整地され、人工的に作られたセクションが取り入れられるのに対し、エンデューロやは自然のフィールドを走るレースのためのバイク。
代表的なバイクは

・スーパーモタード
舗装されたアスファルト路面8割と未舗装路面2割を基準に織り交ぜたコースを使用したレース用のバイク。オフロードの車体にオンロードのタイヤを装着する。
代表的なバイクは

・アドベンチャー
オンロードも走れる大型オフロード長距離ツアラー。
代表的なバイクは

【スクーター】
何か、まだまだ探せばあるみたい・・。カテゴリー分けがありすぎて訳判らなくなりそう。境界線が曖昧なところもあるし。(ーー;)
歳をとって力もなくなってるし、軽い取りまわしが楽なバイクが良いかな。
スクランブラーとかトラッカーで探してみよう。
続きはまた次回
じゃあ明日もやってこやってこ。
(let’s do it tomorrow too)
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